手術器具
現代は画期的な時代です。ロボット支援手術が、腹腔鏡手術の限界を超えて、最小侵襲手術の可能性を押し広げています。外科医は内視鏡や腹腔鏡の先端に取り付けられた小型ビデオカメラや、経カテーテル法のX線画像システムで誘導されて、様々な器具を操作します。手術器具、送達システム、および画像機器の小型化は、このような革新的な MIS 法の開発に重要な役割を果たしています。
STI は微小金属製コンポーネントの専門メーカーであり、内視鏡器具 (硬性および軟性)、腹腔鏡縫合器、関節鏡リーミング器、プローブ器具、メス、把持器、フック、カニューレ、針、ガイドワイヤー等の特殊手術器具を専門とする医療機器の製造に幅広い経験を有します。
内視鏡手術器具

制御された方向柔軟性
現代医学では幅広い病状の診断に内視鏡を使うほか、内視鏡とともに、または内視鏡経由で器具を挿入して、病気の治療を行う場合もあります。内視鏡法は消化管、尿管、気道、生殖系、外耳道などの中空の臓器や腔に用いられます。内視鏡手術器具は医学的用途に応じて、厳密な方向柔軟性および機能の仕様を満たすようレーザー加工することが可能です。
STI はレーザー切断技術を用いて、内視鏡管の方向柔軟性とねじれ伝達性を決定する特殊手術器具 (エフェクタ) と金属製コンポーネントをレーザー加工しています。さらに必要に応じてレーザーシーム溶接で手術用エフェクタを内視鏡管の先端に取り付け、手術器具の密閉性とプロファイル最小化を実現しています。
関節鏡手術器具
関節鏡手術は膝、肩、手首、背骨などの関節内部の診察と治療に使われる最小侵襲処置です。関節鏡介入治療は、軟骨の問題から前十字靭帯再建までの様々な整形外科症状を治療します。
STI はレーザーによるチューブ切断技術を用いて、金属製チューブから複雑な脊椎のデザインをレーザー加工します。脊椎のデザインは柔軟性を与え、たとえばリーミング器が体内での機器の位置を変えなくてもトルクをドリル先端に伝達できるようにします。

写真: NeatStitch
腹腔鏡手術
腹腔鏡手術は、腹部にポートと言われる小孔をあけ、そこから行う最小侵襲手術です。
STI はポートを閉鎖する縫合器に使われる針と機械コンポーネントなどといった、腹腔鏡手術に用いられる各種製品の金属部品生産とクリーンルーム組立を行っています。
経カテーテル介入治療のためのガイドワイヤー

ガイドワイヤー詳細 外径1.8mm
ガイドワイヤーは薄手の金属製チューブでカテーテルを使う送達システムに堅さと柔軟性を与え、蛇行する脈管系を進ませる正確な操作を可能とします。堅さはカテーテルを前進させるのに役立ち、ねじれ防止にも有用です。一方柔軟性は、複雑な脈管系の壁に傷をつけたり孔をあけたりせずにカテーテルの進行を正確に操作するために極めて重要です。
カテーテルベースのシステムは、ステント留置、診断、回転式治療、薬剤溶出バルーン治療、経カテーテル心臓弁留置、その他に使用されています。特定の用途によって、カテーテルと、併用するガイドワイヤーの仕様が決まります。
レーザー切断は方向柔軟性とねじれ伝達性を決定する選択的な切断パターンを可能とします。カテーテルベースのシステムにスパイラル・デザインを導入している企業で、自社製品の制御された方向柔軟性を改善したいとお考えの企業は、選択的レーザー切断という代替技術について当社までご連絡ください。
ロボット支援手術
ロボット支援手術では、超精密手術器具と可動機械的機構および先進画像機能が統合された複雑なシステムを外科医が操作します。外科医は伝統的手術の物理的限界から解放されたため、高侵襲性の手術で起こりやすい合併症を最小限に抑える新しい効率的な手術手技が開発されています。
STI は特殊手術器具 (メス、把持器、フック、プローブ、カニューレ、針)、およびロボットシステムの微小機械的機構に使われる金属製コンポーネント (歯車、バー、コネクタ、継手、安全つかみ) を製造しています。
美容形成手術

脂肪吸引システム
体形矯正は、美容形成手術の代表的な目的の一つです。ラジオ波支援脂肪吸引術 (RFAL) は非切除型の体形矯正を行う前途有望な技術です。
STI は手術器具、機械部品、プラスチック部品、電気コンポーネントから成る完全な製品の組立のための微小溶接およびクリーンルームでの製品組立サービスを提供しています。

